シンボリルドルフの国内最終戦となった有馬記念は圧巻の強さでしたね・・・
「シンザン最後の最高傑作」といわれたミホシンザンに最後の直線だけで4馬身差をつけて圧勝!
シンボリルドルフが「本気」の一面をのぞかせた強さでした。
おそらく、本当の「本気」になったのなら、もっと差をつけて勝ったかもしれません・・・
「世界のシンボリルドルフ、やはり強い!日本のミホシンザンは引き離す!」「日本でやるレースはもうありません」とフジテレビの実況・・・
この時、私は本当の「世界レベル」を感じました。
翌年、アメリカのサンルイレイステークスに参戦したシンボリルドルフはレース中の故障で無念の6着・・・
「世界レベル」の底力を見せることなく、現役引退・・・
種牡馬となったシンボリルドルフ・・・
初年度産駒から2冠(皐月賞、日本ダービー)とジャパンカップ、有馬記念を勝つG1・4勝のトウカイテイオーを出した・・・
自身の世界レベルの底力と血の優秀さの片鱗を示します。
皇帝(シンボリルドルフ)から帝王(トウカイテイオー)への王者継承伝説でした。